現金化優良店に「後払い現金化」というものがあります。
この後払い現金化にある「飛ばし」という行為をご存じですか?
この記事では飛ばしの意味と飛ばしをした場合の結末について詳しく解説します。
後払い現金化に関連するサービスとの関係も紹介するので、より良い現金化方法を活用しましょう。
後払い現金化が注目されている理由は?
後払い現金化の飛ばしについて詳しく理解するには、後払い現金化が注目されている理由と取引の仕組みを知っている必要があります。
後払い現金化は後払い決済で商品を購入し、その商品を買い取ってもらうことで代金を受け取る現金化方法です。
ユーザーは後日に商品の購入代金を支払えば良い仕組みになっています。
このような取引が注目されているのは、今すぐに現金が必要なときに調達できるからです。
キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、現金でしか支払えないケースはしばしばあります。
手持ちの現金がないときに後払い現金化をすることでその場をしのぐことが可能です。
ローンとは違って審査を受けずにすぐに利用できるのが後払い現金化の特徴で、クレジットカードなども持っていなくても後払いサービスに登録するだけで使えます。無
職の人や専業主婦で収入がない人、さらには金融ブラックの人でも現金を手に入れる手段になるため、後払い現金化がよく着目されるようになっています。
後払い現金化の「飛ばし」とは?
後払い現金化の「飛ばし」とは、簡単に言うと後払いで決済をしたときに指定期日までに支払いをしないことです。
後払い現金化をするときには後払い決済で商品を購入します。
その支払日が例えば翌月の20日に設定されていたとしたら、20日までに振込で支払いをしたり、引き落とし口座に現金を入れておいたりしなければなりません。
支払いをすることで後払い現金化の取引は完了しますが、実際には現金がまた足りなくて支払えないこともあるでしょう。
踏み倒してしまいたいという気持ちに駆られる場合もあります。
このようなときに支払いをせずにスルーする行為が「飛ばし」です。
後払い現金化では「飛ばし」をしてしまったために後悔することが多いので注意しましょう。
後払い現金化を飛ばしたらどうなる?
後払い現金化で飛ばしてしまうとトラブルに見舞われることになります。
ここでは典型的なトラブルを3つ紹介します。
耐えられないような取り立てに遭う
後払い現金化を飛ばすと悲惨なほどに厳しい取り立てに遭い続けることになります。
後払い現金化で利用した支払い方によって違いがありますが、後払い現金化業者が提供している後払いサービスを利用して直接取引をしたときには、闇金と同様の耐えられないような取り立てに遭う場合があるので注意が必要です。
毎日何回も電話がかかってきたり、自宅に押しかけてきたりするので、対応が大変で苦しくなってしまいがちです。
自宅の前で大声で話をされてしまい、恥ずかしい思いをすることもあります。
だんだんと取り立ての頻度も上がって耐えられなくなるのが一般的です。
勤務先や家族にまで嫌がらせが広がる
後払い現金化を飛ばしたために嫌がらせが周囲にまで広がることもあります。
勤務先に電話がかかってきたり、家族に返済するように要求してきたりするケースも少なくありません。
あえて勤務時間中を狙って携帯電話に電話をかけてくることもあります。
また、子供の通学時間を狙い、子供に親がお金を払ってくれなくて困っているという話をするといったやり方をする場合もあります。
他にも近所に言いふらすなどの悪質な手口で取り立てを使用とする業者がいるので危険です。
嫌がらせはだんだんとエスカレートすることが多いため、耐えられなくなってしまいがちです。
さまざまな脅しをかけられる
悪質な後払い現金化業者に当たってしまうと脅しをかけられて苦しい状況に陥ります。
後払い現金化業者によってどのくらい厳しい脅しをかけられるかは違いますが、よくあるのは詐欺罪として訴えるという脅しです。
後払い現金化は期日までに支払いをするのを前提にして取引する仕組みになっているため、払うつもりがなかったのなら詐欺だというのがよくある論調です。
もっともらしい話し方なので本当に訴えられてしまうのではないかと不安になり、闇金に手を出して状況を悪化させるケースもあります。
また、後払い現金化業者の方からお金を借りてでも返せと言われることも稀ではありません。
業者としてはお金を支払ってもらわなければ損失になるので躍起になっているのです。
脅しのかけ方として、家族にばらすというのも典型例として知られています。
家族に秘密で後払い現金化を利用するケースが多いからです。
同様に勤務先に伝えるという脅しをかけられることもあります。
似た仕組みの「給料ファクタリング」「クレジットカード現金化」と「後払い現金化」それぞれの違いは?
後払い現金化に仕組みが似ているサービスとして給料ファクタリングとクレジットカード現金化があります。
後払い現金化との違いを簡単にまとめると以下のようになります。
給料ファクタリングとの違い
給料ファクタリングは、給料を受け取る権利を業者に譲渡することで対価として現金を得る取引です。
実質的には業者からお金を借りて、給料で返済するのと同じなので融資と見なされています。
商品の購入を伴う後払い現金化とはまったく異なる取引です。
取引業者は貸金業者として認められている必要があります。
クレジットカード現金化との違い
クレジットカード現金化は後払い現金化と似ていますが、支払い方法に違いがあります。
後払い現金化では後払い決済をするのに対して、クレジットカード現金化ではクレジットカード決済をするのが異なる点です。
クレジットカードも後払いですが、支払いの手続きに後払い現金化業者がかかわることはありません。
クレジットカード会社が間に入る形で、業者にカード会社が支払いをして立て替えてくれるのが特徴です。
その後、ユーザーはクレジットカード会社に支払いをすれば良いという仕組みなので、クレジットカード現金化では支払いに関して業者との直接のトラブルが起こるリスクがありません。
後払い現金化でトラブルに遭った時の相談先
後払い現金化で飛ばしてしまったときのようにトラブルに見舞われた場合には誰かに相談したいでしょう。
しかし、家族や同僚には知られたくないと思うのがもっともなことです。
この際の相談先として適切なのは弁護士です。
弁護士は秘密を固く守ってくれるので安心して相談できます。
後払い現金化を飛ばしてしまってから取り立てが厳しくて困っている、飛ばしてから利息が大きくて返済できずにいるといった相談をしてみると解決につながる可能性があります。
後払い現金化と銘打っているだけで実質的には闇金と見なされる場合もあるからです。
また、取り立てのやり方が悪質だったり、買取をしているのに古物商許可を持っていなかったりした場合など、業者側に問題点があるときもあります。
このようなときに適切な弁護をしてくれるのでまずは相談してみましょう。
合法的な後払い現金化業者の場合でも債務整理によって対応できる可能性があるので、取り立てに追われる日々からきっと解放されます。
後払い現金化の「飛ばし」のまとめ
このページでは後払い現金化の「飛ばし」について詳しく解説してきました。
要点を簡単にまとめると以下のようになります。
- 後払い現金化の「飛ばし」は期日に支払わない行為
- 後払い現金化を飛ばすと厳しい取り立てや脅しのリスクが高いので危険
- 困ったときには弁護士に相談
後払い現金化は飛ばすとつらい状況に陥るので確実に支払えるようにすることが必須です。
もし酷い取り立てでつらくなったら弁護士に相談しましょう。
他の方法としてクレジットカード現金化を利用するのも手段の一つなので検討してみるのがおすすめです。